PMの個別指導 Study PM (スタディPM)

PMP試験合格虎の巻を活用した試験勉強をご紹介します

この記事では、PMP試験の勉強をするにあたり、「PMP試験合格虎の巻」という有名な参考書をどのように活用して勉強するか、具体的な勉強の順番を交えてご紹介します。

当サイトでは、PMPの試験対策として、「PMP試験合格虎の巻」をオススメしています。通称「虎の巻」です。自分の経験に基づき、私が一番良いと思っている「虎の巻」の勉強法をご紹介します。ポイントは3つです。

  • 演習問題を先に解いて、答え合わせと解説をじっくり読む
  • 記憶の定着を図って短期間で復習を繰り返す
  • 1つの参考書をトコトンしゃぶり尽くすため、3回は繰り返す

どういう事なのか、詳しくみていきたいと思います。

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虎の巻、どうやって勉強すれば良いのか?

まずは、どう言った進め方で学習すれば良いか、概念的な話をします。その後で、具体的にどうやって勉強していくかについて紹介します。

演習問題を先に解いて、答え合わせと解説をじっくり読む。

虎の巻は、PMBOKの章ごとの解説のあとに、章末演習問題がついてきます。通常はこれを前からやっていくでしょう。でも、逆からやった方が効果的です。

前からやっていくと、解説読んだばかりなので、なんとなく章末問題が解けるはずです。でも、後ですっかり忘れてしまうことが自分は多いです。

初見で演習問題を解いても「こんな単語聞かれてもわかんないよー!」という問題が多いでしょう。それでいいんです。

「分からない!解けなくて悔しい!」その気持ちをもつと、章ごとの解説をより真剣に読むことになるでしょう。

記憶の定着を図って短期間で復習を繰り返す。

忘却曲線という言葉をご存知でしょうか?人間、忘れていく生き物です。でも、いまだに多くの方は九九の暗算やら大量の漢字を覚えていることと思います。これは幼少期の繰り返し学習の賜物です。

ほぼ毎日PMPの勉強をされる方は、最初の数日間、毎日復習をします。3~5日たったら、復習の間隔を1日おき、3日おき、1週間おき、と伸ばしていきます。これで覚えたことが定着していきます。

「1回しか勉強しない・一夜漬け」や「間隔が空きすぎて毎回フレッシュな記憶で勉強してしまう」というのはかなり良くない勉強法です。

1つの参考書をトコトンしゃぶり尽くすため、3回は繰り返す。

短期間の復習と重なることもあるけれど、参考書は1冊終わらせたら次、というよりは、同じ参考書を繰り返しましょう。何冊も真新しい情報に触れて、全部5~6割しか理解しないより、1つの参考書を深く理解した方がいいです。(「良い参考書」という前提です)

虎の巻、こういう進め方が良い!

PMP合格虎の巻を使って1日2~3時間、毎日勉強する場合、こんな進め方がよいです。

1つ1つの章の進め方(1章を例にします)

  1. 1章の章末問題(虎の巻P38-P50)を答え見ずに全部解く
  2. 1個1個の答え合わせをしてなんとなく解説を読む。
    1. 間違った問題は、問題の横にある□に×印を書き込み、正解した問題は☑︎を書く。
    2. 解答と解説の余白に間違った回答と、なぜ間違えたか、という簡単なメモ、そして間違えた日付を書いておく。
  3. 1章のメインの講義部分(虎の巻P19-37)をメモ取ったり書き込んだりしながら読む。理解できている場合は斜め読みでも大丈夫。
  4. もう一回、1章の章末問題で、×が付いているものだけ、答えを見ずに解く。
    1. 答え合わせをして、解説を読む
    2. 再度間違えた場合は□の上に×印を書き込む
    3. 2連続間違えた問題はへるので「しめしめ」と喜ぶ
  5. 2連続で間違えた問題はしっかり解説を読み、必要に応じてメインの部分(P19-37)の該当部分を読み直す。
  6. 次の章へ進む。要領は1~5と同じ。

どういうペース配分が適正なのか?

1つの章が終われば、次の章に進みます。1日で進める章の数には限界がある事でしょう。どうやって進めていけば良いのか、日ごとに書いてみました。1日の勉強量は一例です。時間があれば、1~2章追加しても問題ありません。

  • 1日目:1,2,3章
  • 2日目:1,2,3,4章
  • 3日目:1,2,3,4,5章
  • 4日目:4,5,6章
  • 5日目:5,6,7章
  • 6日目:6,7,8章
  • 7日目:1,2,3,4,5章 (復習の日)
  • 8日目:6,7,8,9章
  • 9日目:8,9,10章
  • 以下続く…

けっこう1日あたりに解かないといけない章が多いですね。ただ、2回目以降は#3「メインの講義部分をメモ取ったり書き込んだりしながら読む。理解できている場合は斜め読みでも大丈夫」という原則に基づき、斜め読みで大丈夫です。

この進め方のポイントは、前日にやった問題もちゃんと解き直すことです。一晩眠ると案外解き方を忘れてます。それが積み重なると弱点になります。何度も間違えるということは理解できていないということなので、間違いが多い箇所を重点的に復習します。

間違えていない問題は理解できているということですが、念のため演習問題を説いて、「最初は理解してたけど途中から混乱して間違えるようになった」「最初はマグレだった」みたいなことを無くしましょう。

だいたい3日連続で復習したら十分です。毎日復習のボリュームは減るはずなので、空いた時間で新しい章を解きましょう。最後に復習して2~3日空いたら、再び復習します。3歩進んで2歩下がる、こんなペースで最後の章までやりましょう。

これは虎の巻にかぎらず、試験勉強全般に有効な勉強法だと思っています。ぜひ実践してみてください!


勉強法の書籍については未見です。
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