この記事では、当サイトがオススメする書籍「世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書」についてご紹介します。

知人の勧めで「世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書」という本を読んでみました。読む前はタイトルから「グローバル案件を動かすために必要なマインドセットについて書いてあるんだろう…今更別に知りたくないよ…」というネガティブな印象を持っていたのだけど、読んでみて180度方向転換をし、このブログで紹介するに至った次第です。

スポンサード リンク

「世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書」には、 「~グローバルなチャレンジを成功させるOSの作り方」という副題がついています。コンピューターのOSについての本ではなくて、マインドセット、という意味です。著者は佐藤知一(さとうともかず)さんで、エンジニアリングの日揮などで勤務された方です。

佐藤さんのブログ:タイム・コンサルタントの日記はこちら

この本は、グローバルプロジェクトに取り掛かる場合、日本企業の進め方で行うと痛い目に合うので、国際的なマインドを身につけよう、そのためには国際標準であるプロジェクトマネジメント技法PMBOKを知っておこう、というスタンスで書かれています。タイトルから想像つきづらいんですが、実はPMBOKの実践書なんです。

(詳しい紹介は後日かけたら追記します)

教科書という表現とは裏腹に、3人の登場人物の対話形式・物語形式で話が進むので、思いの外とっつきやすいです。そして、PMBOKの説明をものすごく具体的に、そして実践的に書いてあります。

この本は、PMBOKを理解した人に「こうやって実践するんだよ!」とオススメしたいのだけど、それよりも、これからPMBOKを学ぼうとしている人が読むことで、難解な用語が並ぶPMBOK/PMP試験にとっつきやすくなるんじゃないかな、と思います。

とにかく、オススメです!