デジタル・ミニマリストと言う書籍を読みました。
新型コロナウイルスの影響で、保育園が閉まり、子どもの面倒を見ながら在宅勤務をする、と言う極限状態に陥り、日々疲弊していました。

子どもを散歩に連れ出しながらスマホで仕事の連絡をチェックしたりしているうちに、精神的に参ってきた私を見かねて、同僚がお勧めしてくれた本です。

いわゆる「デジタル断捨離」「デジタル断ち」のような本です。

筆者は一度もスマホを所有したことがないアメリカ人なんですが、非デジタル過激派と言うわけでもなく、スマホ依存症気味だった私でもすんなり受け入れられる内容でした。

(余談ですが、後書きを読むまで、高齢男性だと思ってました。執筆時30代と言う「スマホ世代の若者」だったことにびっくりです)

極端に「スマホは全てやめなさい」と言うのではなく「スマホで実施することが最適でないならば、スマホで実施するのをやめなさい」と言う論調です。

この本を読んで私は「PCでやれば1分で終わるのに、スマホで5分かけていた仕事」をするのをやめました。

スマホのTwitterやFacebookなど、無限に見てしまうアプリの利用時間をiPhone/iOSの「スクリーンタイム制限」機能で制限しました。

(この機能は軒並み抜け道があるんですが、「使いすぎている」と自覚するには十分でした)

 

この本を読んだ後も、デジタル・ミニマリストとは程遠いスマホ依存症ではあるんですが、以前よりずっとマシな人生をおくれるようになった気がします。