「世界はシステムで動く」と言う本を読みました。

システム思考について書かれた本です。
プロジェクトマネジメントはシステムズアプローチと言われています。プロジェクトと言うシステムをいかにうまく扱うか、そこには明確な理論・体系があると言う考え方です。

この書籍はシステム思考について詳しく説明したもので、大学の授業のように難解なところもあります。
大学(農学部でした)で習った「共有地の悲劇」と言う概念などもでてきました。

ただ1度はまり始めると読むのが止まらなくなります。「世の中と言うシステム」がどのような要素で変化していくのかが書かれています。

プロジェクトマネジメントの観点で特に興味深かったのは、間違った目標を設定するとそのシステム全体が間違ったゴールに向かってしまう、ということです。

この本を読んだ翌日からあなたの仕事が効率よく進められると言う類の本では無いです。
ただ、世の中で起こっていることが「どうしてそうなってしまうのか」いちど立ち止まって考えるためにぜひ読んでみることをお勧めします!

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情報発信の習慣をつけるべく、最近読んだ本の書評をサクッと投稿するようにしました。
ただ、日々本業でやたらと文字を書いていいて、ブログ投稿が疲れるので、原則口述筆記でブログを書くことに挑戦中です!