PMの個別指導 Study PM (スタディPM)

3. PMPの受験資格有無チェックの詳細

スタディPMでは、PMP試験合格を目指す皆さまが、無事受験のスタートラインにたてるよう、経歴をもとに受験資格を判断する、PMPの受験資格チェックサービスをご提供しています。

 

PMPという資格は、合格率こそ低くないものの、受験するまでのハードルが高い資格です。応募は英語だったり(試験は日本語)、35時間の教育受講が必須だったり、そして「実務経験が必要」です。

 

つまりPMPは社会人1年目の人が取得できる資格ではありません。とはいえ、プロマネ歴10年の大ベテランしか取れないような資格というわけでもありません。比較的若手(4年目くらい)の社会人が、キャリアアップの第一歩として取得するには丁度良い資格です。とはいえ、受験するためにはちょっとだけ工夫が必要です。

そんな方をサポートするための、受験資格チェックサービスです。

 

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1. PMP受験資格有無チェックサービスって何?

PMP試験を受験するには、実務経験が必要です。

実務経験の証明は試験申請書に、「英語」「4500時間分」のプロジェクトの概要を書きます。(高卒・専門卒の場合は7500時間)。

受験資格有無チェックサービスは、教えていただいた経歴が、PMP試験の受験資格を満たしているかをチェックする、というものです。

特に、日本の典型的組織だと、プロジェクトマネージャーという肩書きでなくても実はプロジェクトマネージャーの仕事をしている人も多いものです。そういった方のために、「こういう業務をしていたなら十分な実務経歴がある」とアドバイスするサービスです。

 

過去に、受験申請したけれど「あなたはプロマネの経歴がない」という理由で受験を却下された人がいました。見せていただいた経歴は、正直に書きすぎて、PMの経歴に見えませんでした。その方の経歴を詳しく伺って、どういった経歴を記載すべきかアドバイスしたところ、再申請で無事受験資格をゲットされていました。

 

 

2. 受験資格がある方の例

これからご紹介するのは、あくまで例です。すべての方が受験資格があるわけではありません。ただ、典型的な日本企業の総合職であれば、管理職であろうとなかろうと、多かれ少なかれ「プロジェクトマネジメント」に該当する業務をやっている、というのが私の持論です。

 

アプリ開発のプロマネとして、20人の部下を率いて、仕様書も書いて、顧客とも要件交渉して、社内の幹部向けに報告をした。

→100%受験資格ありだと思います。

 

若手社員で、OJTとして4年間先輩プロマネの手伝いをしてきた。チームの進捗を聞いたり、指示に従い報告書を作ったり、議事録を作ってた。

→もう少し詳細を聞かないと最終判定しづらいけれど、ほぼ「受験資格あり」です。若手の雑用にも聞こえるけれど、PMBOKの定義に従うとどれもプロジェクトマネージャーの仕事です。

 

開発者なので、プロマネの指示に従って仕様書を作ったり、設定作業をしていた。

→若干苦しいかもしれません。ただし、開発者のリーダーとしてチームをまとめたり、自身の工数管理をしていたら、「開発チームのプロマネ」と解釈できる可能性もあります。詳しくはお問い合わせください。

コンサルで、成果物のない短期案件を手がけていた。

→多分大丈夫です。最初にお客さんとゴールを決めて議論を重ねて実行策を考えたのであれば、立派なプロジェクトです。コンサル1人で手がけた案件だとちょっと厳しいかもですが、詳細を教えていただければ解釈次第かと思います。ただ、1-2ヶ月のプロジェクト経験が多いと、4500時間分の経歴作成には相当な数のプロジェクトを書かないといけないかもしれません。

 

3. サービス提供の流れ

以下の流れでサービスを提供いたします。

 

お問い合わせ
利用したい旨をお問い合わせフォーム経由で教えてください。
「3.受験資格有無チェック」を選択し、必要事項経歴サンプルを参考に経歴を記載してください。
受験資格有無の判定結果の送付(メール)
ご連絡後、1-2日以内にメールで回答いたします。
「こういう表現ならばPMPの受験資格があると言える」あるいは「残念ながら受験資格はまだ無い」という内容です。必要に応じて追加質問をやり取りすることがあります。
受領・お支払い
お支払いは不要です。必要に応じて、PMP英文申請書の作成代行サービスをご利用ください。

 

経歴作成にあたっての必要事項

ご依頼いただく場合、以下の情報を含めた経歴を教えてください。PMPの勉強をまだ始めていない方は、わかる範囲で教えてください。

  • 社会人歴 (社会人年数と、ざっくりした業界名。社名不要)
  • 最終学歴(大卒か否か。学校名不要)
    →大卒だと4,500時間、そうでないと7,500時間の実務経験が必要です
  • 手がけたプロジェクトと役割
    →技術や詳細ではなく、進捗管理とか予算とか育成とか、マネジメント的な仕事で何をしたか教えてください。(分からなければ思いつく事例をできるだけ書いてください)
  • PMPを目指している理由 (好奇心です)

 

これらの情報を判断したうえで、受験資格の有無を判断します。

以下に私の経歴のサンプルを載せているので、参考にしてください。とはいえ、同じように書く必要はありません。「これは書くべきか・書かないべきか」と思ったら、とりあえず書いておいてください。短すぎるよりは、長すぎるくらいのほうが判断しやすいです。

 

 

経歴のサンプル

こちらはPMPに提出した私の経歴の一部です。

経歴
2007年に新卒でIT企業(SIer)に入社。

学歴は理系大学院卒。

社員向けシステム(Webアプリ)の構築プロジェクトに立上げから参画した。プロマネは、課長だったが、実質はプロジェクトリーダーである私の先輩がすべてのプロマネ業務をやっていた。私はプロジェクトリーダーの補佐だった。顧客と要件をすりあわせて納期を決め、顧客との進捗会議に出席し、議事録作成。毎週アプリ作成チーム(外注)のスケジュール表と課題表を更新していた。開発、テスト工程を終え、無事納品した。プロジェクト完了後、自身の育成教育の一環として、プロジェクトで学んだことを部全体に発表した。

プロジェクトの期間は1年間であった。

解釈
この事例の場合、PMBOKの定義に従えば、立上げ〜終結に至るまで、プロマネの仕事をしていたことになるという解釈です。

 

4. サービスの価格

アドバイスだけなので、無料です。

もし将来的にPMPを受験する際にPMP英文申請書の作成代行サービスを利用いただけると嬉しいです。

ご参考までに、いくつかのコツを。

コンサルをやってきて、明確な成果物が無い。チーム人数が少なかった。
→お客さんとどんなスコープを決めましたか?
→チームメンバーでなくても、間接的にサポートしてくれる人はいましたか?

ただのプログラマー的な仕事だった
→一緒に仕事をする同僚はどんな人がいましたか?
→チームメンバーでなくても、間接的にサポートしてくれる人はいましたか?
→納期は決まってましたか?
→自分の工数管理はどうやってましたか?

下っ端でプロマネの先輩(上司)の補佐だけだった
*むしろPMBOKの定義ではこういう仕事の方がPMとみなされやすいです。
→どんな作業をしていましたか?
→どんな報告書や資料を作りましたか?
→会議などでどんな役割でしたか?(設定だけ?議事録書いた?)

PMBOKでいう「マネジメント」とは日本語でいう管理職の「管理」とは若干異なります。ここで連想していただいた事項を整理していけば、あなたは実は「プロジェクト・マネジメント」をしていた、と言い換えることができたりするのです。

将来的にPMPを取得したいけれど、今は受験資格がないから時期尚早…と思っている方も、本当に受験資格が無いのか、チェックしてみませんか?

35時間分の研修(5万円未満で受講できるe-Learningでも可)さえ受講すれば、案外受験資格があったりするものです。お気軽にお問い合わせください。

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